元自衛官のグッディーです懸垂専門のYouTubeチャンネルを運営しています。
今回は、たくさんの種類がある懸垂マシンの解説と、私グッディーが3年以上愛用しているSTEADYのマルチ懸垂マシンについて紹介&レビューしていきます。
懸垂マシンは自宅トレーニングで大活躍すること間違いなしですので、ぜひ参考にしてくださいね!
- 懸垂マシンの種類と特徴について
- 筆者が愛用している懸垂マシンについて紹介&レビュー
- 懸垂マシンの効果的な使い方について
いきなりですが懸垂の欠点は、行う環境が少ないということです。
懸垂(チンニング)は、筋トレ界の優等生で、自衛隊や消防士の必須科目として取り入れられています。また多くのボディビルダーやトレーニーの間でも、背筋を鍛える種目として活用されていますね。
もちろんその効果は折り紙付きで、広背筋や上腕二頭筋を中心に上半身の筋肉をほとんど鍛えることができます。
そんな筋トレ界の優等生である懸垂ですが、唯一の欠点があります。それは、懸垂を行える環境や施設が少ないということです。
どんなに効果的なトレーニングでも、大人がぶら下がれる高さの鉄棒や懸垂するための器具など環境が整っていないと、懸垂を行うことはできません。
それに運動を習慣化したくても、毎回公園やジムへ行くためには、着替えと準備をして、それから外出しなければならないので、これが億劫になってしまい、続かない人がとても多いです。
そこで、検討したいのが懸垂マシン(チンニングスタンド)の設置ですよね。
\使用している懸垂マシン”3年以上愛用”/
自宅に懸垂マシンを設置するメリットはいくつかあります。
- 思いついた瞬間に練習できる
- 1台でバリエーション豊かなトレーニングができる
- たくさんの器具をそろえる必要がなくなる
他にもダンベルやバーベルなどウェイト器材と比較して、値段がリーズナブル。老若男女あらゆる人におススメできるなど、たくさんのメリットが存在します。
▼この記事の関連動画▼
自宅トレーニングによって運動を習慣化し、なおかつ効果的に鍛えることのできる懸垂マシンですが、販売しているメーカーや種類も多いのでどれにすればいいの迷ってしまいますよね?
そこでこの記事では、代表的な懸垂マシンの種類について解説した後に、筆者が3年以上愛用しおススメしているSTEADYのマルチ懸垂マシン(ST115)について、メリットやデメリット、そして使い方から応用まで徹底的に解説します。
この辺の気になる点についても、詳しく解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
懸垂マシンの種類とメリット・デメリット
懸垂マシンには床に設置するタイプと壁やドア枠に設置するタイプがあって、大雑把に分けると床に設置するタイプが3種類、壁やドア枠に設置するタイプが2種類。計5種類のタイプが存在します。
【床に設置するタイプ】
①置き型
②鉄棒型
③縦に設置型
【壁やドア枠に設置するタイプ】
①突っ張り棒型
②引っ掛け型
他にも壁に直接埋め込んだり、天井から吊るすタイプもありますが、日本の家庭では実用的でないと判断したので除外しています。
けど今回紹介するタイプだけでも、かなりの種類がありますよね!
かなり迷ってしまいますよね。
そこで、それぞれのタイプの大きさや特徴、そしてメリット・デメリットについて、表を交えながら解説するので、自分のライフスタイルに合うタイプを見つけ出してくださいね。
懸垂マシンの種類と特徴 | |||||
---|---|---|---|---|---|
イメージ画像 | |||||
出典 | by: steadyjapan.com | by:amazon.co.jp | by: teddyworks.co.jp | by:amazon.co.jp | by:amazon.co.jp |
タイプ | 置き型 | 鉄棒型 | 縦に設置型 | 突っ張り棒型 | 引っ掛け型 |
耐荷重 | 〇 | ◎ | △ | ◎ | △ |
大きさ | △ | × | ○ | ◎ | ◎ |
応用性 | ◎ | 〇 | ◎ | × | ◎ |
安全性 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ |
値段 | 中 | 中 | 高 | 安 | 安 |
おススメ度 | 5★★★★★ | 4★★★★☆ | 4★★★★☆ | 3★★★☆☆ | 2★★☆☆☆ |
この表を元に、それぞれの懸垂マシンについて詳しく解説するよ!
タイプ:置き型
床に直接置くタイプの懸垂マシンは最もスタンダードなタイプで、取り扱っているメーカーも多いです。その分各メーカーが試行錯誤し、洗練された製品が多く流通しています。
【耐荷重〇】
置き型懸垂マシンの耐荷重は、100~200㎏程度で、製品によって様々です。
それぞれのメーカーによって設計や品質が異なるため、耐荷重にも差が生まれています。
基本的には安く購入できるものほど、パイプが細かったり支柱の数が少ないなど華奢な作りになっていて、耐荷重は低く設定されています。
【大きさ△】
置き型懸垂マシンを設置するためには、半畳程度のスペースが必要です。運動することを考えると一畳分のスペースは確保できるとベストですね。
実際に部屋に設置してみると、それなりの面積が占領されることになります。思っているよりも圧迫感があるので、設置する場所はよく考えましょう。
【応用性◎】
置き型懸垂マシンは、各メーカーが工夫を凝らした設計をしているため、製品ごとに様々な機能を持っています。
順手・逆手・パラレルなど様々な握り方で懸垂できるハンドルを始め、ディップスができるディップスバーやレッグレイズ(足上げ腹筋)を行うためのパッドが付属していたりと、一台でマルチに鍛えられるようになっています。
最も応用性の高い懸垂マシンと言えますね。
【安全性◎】
置き型懸垂マシンで安全に運動できるかどうかは、その安定性に掛かっています。
10,000円を切る安い製品と、15,000円程度のそれなりに高い値段設定の製品を比べて、一番差が出るのがこの部分です。安い製品ほど柱が細いなど華奢な作りで、製品自体の重量も軽いため、安定性に欠ける場合が多いです。
ですので柱が太く、なおかつそこそこ重量もある品質のいい製品を選ぶことが、安定性を確保するための重要なポイントとなるでしょう。
【値段(中)】
置き型懸垂マシンの値段は、約8,000~20,000円程度で値段が品質と運動のやりやすさに直結します。
安い製品ほど華奢な作りになってしまいがちなので、安全かつ効果的に鍛えたい場合は15,000円前後のミドルグレード以上の製品をおススメします。
また数万円するような高価格帯のものは、ほとんどが大手スポーツメーカーの製品になります。ブランドに拘りがなければ中堅の価格体の製品を選ぶことでコスパもよくなり、十分効果的に鍛えることができます。
【おススメ度★★★★★】
置き型懸垂マシンは最もスタンダードなタイプになるので、筋トレ初心者さんから上級者さんまで、あらゆる人におススメできます。一台で多くの種目をこなせる製品が多いため、マルチな懸垂マシンとして自宅トレーニングで活躍してくれるでしょう。
しかし、一畳程度のスペースを確保することが難しい場合は、もっとコンパクトな懸垂マシンを検討した方がいいかもしれませんね。
タイプ:鉄棒型の解説
鉄棒型の懸垂マシンは、床に置くタイプの派生型で、より鉄棒に近いフィーリングでトレーニングすることができます。
脚部が大きく幅広い設計になっているため、とても安定性に優れています。
【耐荷重◎】
鉄棒型懸垂マシンの耐荷重は150~300㎏程度と、他の懸垂マシンを比べて最も頑強な作りになっています。これは多くの製品が懸垂するだけでなく、バーベルを使ってトレーニングするための、ハーフラックとしての機能を備えているからです。
【大きさ×】
鉄棒型懸垂マシンは抜群の安定性を誇る代わりに、他の懸垂マシンと比べてかなり大きな作りになっています。
一畳には収まらないので、それなりの広いスペースを確保する必要があるでしょう。
【応用性〇】
鉄棒型懸垂マシンは、より鉄棒に近いフィーリングでトレーニングできるため、順手や逆手の懸垂、手幅を変えて行う懸垂など基本的な懸垂のバリエーションを行うことができます。
製品によってはディップスバーも付属するので、ディップスで大胸筋や上腕三頭筋も鍛えることができますね。
またフロントレバーやバックレバーなどストリートワークアウトの種目も行えるため、上級者であるほど応用をきかせることができるでしょう。
【安全性◎】
鉄棒型懸垂マシンは、抜群の安定性を有するため、高い安全性が確保されています。ハーフラックの機能を備える製品が多いため、最も安全面が考慮されたタイプと言えるでしょう。
【値段(中)】
鉄棒型懸垂マシンの値段は、10,000~15,000円程度で販売しているメーカーはとても少ない印象です。
懸垂マシンではなく、ハーフラックとして販売されている製品はとても多く20,000~100,000円以上とピンからキリまで存在します。
懸垂など自重トレーニングを中心に行うのであれば、数百キロの耐荷重性能はオーバースペックとなるため、ハーフラックではなく懸垂マシンとして販売している製品で、十分効果的に鍛えることができます。
【おススメ度★★★★☆】
鉄棒型懸垂マシンは、それなりのスペースがないと設置できないため、それがデメリットとなります。
それを踏まえたうえで導入するなら、抜群の安定感を活かした制度の高いトレーニングが行えますし、ストリートワークアウトのような種目を練習することもできちゃいます。
鉄棒をそのまま室内に置きたいと考えている人には、ベストな選択となりますね。
タイプ:縦に設置型
縦に設置型の懸垂マシンは、現在「TEDDY WORKS」が製造しているKENSUI kakuという製品が唯一流通していて、柱を天井と床に突っ張ることでマシンを固定し、少ないスペースで効率よくトレーニングできる設計になっています。
また国内自社工場で製造している、日本製であることが特徴的です。
【耐荷重△】
縦に設置型の懸垂マシンの耐荷重は130㎏で、他の懸垂マシンと比べると決して高くはありません。しかし自重トレーニングを基本に考えるなら、ほとんどの人の場合、十分な耐荷重性能と言えるでしょう。
ただし、体格のいい人が加重懸垂をやる場合は、耐荷重性能ギリギリになる可能性もあるので注意しておきたいところですね。
【大きさ〇】
縦に設置型の懸垂マシンは、設置面積18㎝×18㎝と本格的な懸垂マシンのなかでは圧倒的にコンパクトな作りになっています。
床と天井さえあれば、ほとんどの場所で設置可能なため、製品の大きさで悩むことはありません。
【応用性◎】
縦に設置型の懸垂マシンは、一つのハンドルで順手・逆手・パラレルと様々な握り方に対応し、ハンドルの位置を変えることでディップスバーとしても機能します。
メインの柱をレールにして、ハンドルの高さを頭の上から足元まで自由に変更できるため、高い応用性を有しています。
【安全性◎】
縦に設置型の懸垂マシンは縦方向に突っ張るという事で、懸垂やディップスを行ったときに力のベクトルが一致するため、意外なほど安定します。
日本の職人によるハンドメイドということで、安全面を考慮した各部位の品質も十分担保されていると言えるでしょう。
【値段(高)】
縦に設置型の懸垂マシンは、現在「TEDDY WORKS」の製品のみで、国内の自社工場で製造しているKENSUI kakuになります。
職人によるハンドメイドということで、いま現在の値段は42,900円(公式サイト)とそれなりに高価な一品となっています。
【おススメ度★★★★☆】
縦に設置型の懸垂マシンKENSUI kakuは、省スペースかつ機能的で自宅トレーニングに最適な製品に仕上がっています。
国内の自社工場で製造されているため、かなり高価ではありますが、高品質なことは保証されているし、デザインもスタイリッシュで好感が持てます。
他の種類と比較して、耐荷重性能が130kgと若干低いデメリットがありますが、ほとんどの人に対応できるでしょう。
タイプ:突っ張り棒型
突っ張り棒型の懸垂マシンは、まさに強力な突っ張り棒と言ったところで、ドア枠や壁などに突っ張ることで設置します。広いスペースを必要としないので、気軽に使用できることがメリットになります。
【耐荷重◎】
突っ張り棒型懸垂マシンの耐荷重は150~200㎏程度で、高い耐荷重性能を持っています。とてもシンプルな作りなので、高重量にも耐えうるということですね。
ただし、絶対に注意しなければならない点が一つあります。製品の耐荷重性能は高いですが、ドア枠や壁が重さに耐えられない可能性があるということです。
実際に製品レビューをチェックしてみると、ドア枠が破損した、壁が傷ついたといったコメントが散見されます。特に一般的な賃貸アパートなどで使用することは控えたほうが無難でしょう。
【大きさ◎】
突っ張り棒型の懸垂マシンは、ほとんどスペースを必要としないため、最もコンパクトな懸垂マシンとなっています。
【応用性×】
突っ張り棒型の懸垂マシンは、肩幅くらいの手幅で順手か逆手の懸垂を行うことができます。しかし、他の懸垂マシンと比べて多くのバリエーションや種目を行うことができないので、応用性はあまりありません。
設置する高さを変更すれば腕立て伏せなんかもできますが、あまり実用的とは言えないでしょう。
【安全性△】
突っ張り棒型の懸垂マシンは、頑丈な家で使うなら高い耐荷重性能と安定性を発揮するため、安全に懸垂運動を行うことができます。
しかし、ドア枠や壁の耐久性を一般人が見極めることは困難ですし、使用した際に設置部分が破損してズレ落ちる可能性もあります。設置を検討する場合は、人間の体重を支えられるドア枠や壁なのか、よく考えてみる必要があるでしょう。
【値段(安)】
突っ張り棒型の懸垂マシンは作りがシンプルなため、2,500~5,000円程度と手ごろな価格で購入することができます。
高価格帯の製品ほど、取り外しが簡単だったりズレ防止機能がついていたりと、高機能な傾向にあります。
【おススメ度★★★☆☆】
突っ張り棒型の懸垂マシンは、最もコンパクトで場所を取らず、価格も安いため、シンプルな懸垂のみを行いたい人におススメです。
しかし、製品の突っ張る力や人間の体重に、ドア枠や壁が耐えられない可能性があるので、設置する場所はよく考える必要があるでしょう。
タイプ:引っ掛け型
引っ掛け型の懸垂マシンは、ドア枠の上部にある出っ張りに引っ掛けて使用します。取り外しが簡単なため、最も手軽に使える懸垂マシンになっています。
【耐荷重△】
引っ掛け型の懸垂マシンの耐荷重は90~130㎏程度と高くはありません。部品が多く意外と複雑な作りになっているため、部品同士の接合部分が弱かったり、設置する際に頭の上まで持ち上げるため軽量化されていることが要因だと思われます。
【大きさ◎】
引っ掛け型の懸垂マシンは取り外しが簡単なので、使わないときは邪魔にならないところに保管しておくことができます。
他の懸垂マシンと比べて、とてもコンパクトにまとまっていて場所も取りません。
【応用性◎】
引っ掛け型の懸垂マシンは、順手・逆手・パラレルなど基本的な懸垂のグリップを備えていて、広い手幅の懸垂も行うことができます。
また地面に置いて使うことで、プッシュアップバーになる製品もあるので、応用性は高いです。
【安全性△】
引っ掛け型の懸垂マシンは、手軽に取り外しができることがメリットになりますが、そのぶん耐荷重や安定性が犠牲になっています。
ユーザーレビューをチェックしてみると、耐荷重性能内で使用したのに、パイプが歪んでしまったり、使用中にたわんでしまって怖いなど、ネガティブな意見が見られます。
またドア枠の上部に体重ぶんの負荷が加わることで、壁からドア枠が剥がれてきてしまったという意見も見受けられました。
使用を検討する際は、ドア枠が頑丈な作りになっているのか、よく考える必要がありそうですね。
【値段(安)】
引っ掛け型の懸垂マシンは、2,500~10,000円程度と他の懸垂マシンと比較して安価に購入することができます。
製造しているメーカーは少ないので、購入を検討する際は各製品を比べて、より安全性の高いものを選ぶようにしたいですね。
【おススメ度】★★☆☆☆
引っ掛け型の懸垂マシンは、最も手軽に使用できる懸垂マシンですが、そのぶん耐久性に難があったり、ドア枠が破損する恐れがあるなど考慮すべき点が多く見受けられます。
頑丈なドア枠がある家に住んでいて、なおかつ体重の軽い人が使用するのであれば、コンパクトで多機能な使い勝手のいい懸垂マシンとして活躍してくれるでしょう。
まとめ:
懸垂マシンにはいろんな種類があって、各メーカーがしのぎを削って開発に取り組んでいるんだね!
人それぞれ住んでる環境や、運動の目的も違うから、自分に合ったタイプを見つけ出そう!
おススメの懸垂マシン【STEADY(ST115)】紹介レビュー
今回紹介した懸垂マシンのなかで特にオススメするのは、ズバリ!最もスタンダードな置き型の懸垂マシンです。
設置には半畳から一畳程度のスペースが必要になりますが、耐久性・応用性・安全性といった総合的なバランスが抜群にいいからです。
また上半身全体を懸垂マシン1台で鍛えることができるので、ダンベル・バーベルやベンチ台といった、ウェイト器材を揃えることと比べたら、十分省スペースとも言えるでしょう。
さらに、ちょっとした物干し代わりにもなるので、日常生活にも応用可能です。
(まったく使われなくなったら悲しいですが…)
数年前までは、ホームセンターやスポーツショップでしか取り扱っていなかった懸垂マシンですが、通販の劇的な発達によって、最近はたくさんのメーカーが参入していますよね。
ほんとに迷ってしまいますよね。
そこで今回は、懸垂専門のYouTubeチャンネルを運営している私グッディーが、3年以上愛用しているSTEADYの懸垂マシンについて、紹介しようと思います。
いい点も悪い点も正直に話すので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
\使用している懸垂マシン”3年以上愛用”/
過去の失敗から学んだ安物買いの銭失い!
実はSTEADYの懸垂マシンと出会う前に、それまで使っていた懸垂マシンがあって、それはホームセンターで購入した8,000円くらいの安価な製品でした。
その懸垂マシンも数年間使用しましたが、はっきり言ってかなり使いにくかったことを覚えています。
品質が悪いせいで、集中してトレーニングすることができませんでした。
じゃあなんで使いにくい製品をずっと使っていたのか?当時は家庭用の懸垂マシンは種類が少なく、そもそも選択肢がなかったからです。
最近は通販が広く普及したことと、コロナ過だったことが影響して、飛躍的に家庭用の懸垂マシンが進化しましたね。
いまでは懸垂マシンと検索すると何千件もの検索結果が表示され、数千円から数万円するものまで多種多様な製品が存在します。まさに懸垂マシン戦国時代と言ったところです。
そんなコロナ過直前の懸垂マシン戦国時代に、我が家ではある大きな出来事が起こりました!
それが、第一子長男の誕生です。
子供が産まれたことで、より一層外出することにリスクを感じたため、自宅トレーニングを強化するべく、ここで新たな懸垂マシンの導入を決意したのです。
さっそく各通販サイトをチェックしてみたのですが、あまりにもたくさんの種類が出回っていたので、時間をかけて慎重に選ぶことにしました。
前回の失敗を考慮して、ホームページやユーザーレビューを徹底的にリサーチし、品質・安全性・使いやすさ、これらを兼ね備える懸垂マシンをくまなく探すことにしたのです。
もう安物買いの銭失いはしたくありませんでしたからね…
そして出会ったのが、STEADYのマルチ懸垂マシン(ST115)になります。
自宅で使っている懸垂マシンの実物です。かなり使い込んでますが、なにも問題ありません。
※腰のパッドは懸垂やりやすくするために外して使っています。
STEADYマルチ懸垂マシン(ST115)の基本スペック
【値段】¥13,980円 ※2023年10月4日時点
【評価】
・公式★4.6 レビュー数1800件以上
・Amazon★4.4(1位)レビュー数3000件以上
・楽天市場★4.57(1位)レビュー数1500件以上
【耐荷重】150㎏
【製品重量】約24㎏
【大きさ】(実際に計測しました。)
『ハンドルバーの幅』
『脚部の横幅』
『脚部の縦幅』
『一畳のスペース』
運動することを考慮しても、一畳分のスペースがあれば無理なく設置することが可能です。
STEADYマルチ懸垂マシン(ST115)の魅力
STEADYの懸垂マシンを購入することに決めた5つのポイントがあります。
- 日本のメーカーである
- ミドルクラスの価格設定
- 懸垂マシン売り上げNO.1
- 筋トレのプロが設計に携わっている
- 独自のはしご型ハンドルバー
この5つです。それぞれ順番に解説します。
日本のメーカーである
懸垂マシンを購入するにあたって重視したのが、国内メーカーであることでした。当時は中国系のメーカーが大量に参入してきて、大手通販サイトでも問題になっていましたね。
そういったことが頻繁にネットニュースになっていたくらいです。
(ここ最近はネットユーザーが知識を身に着けたことと、大手通販サイトであれば対策が強化されているため、大きなニュースになることは少なくなりましたね)
もちろん日本のメーカーだって、中国に工場を構えて製品を製造しているわけですが、日本のメーカーであれば信頼性や品質が大きく異なります。
いまでもAmazonで注文したら中国から別の商品が届いた!検索すればそういった記事が山のように出てきます。しかし日本のメーカーであれば、そんなことあり得ませんよね。
画像と同じものが届くのは当たり前だし、最初から壊れているものや使い物にならない物が届くなんてこともありません。もし不具合があったとしても、ほとんどのメーカーが親切に返品・交換に対応してくれます。
日本と中国ではそもそも商習慣が違うと言われているので、そういった違いが生まれるのだと思います。
(中国は品質よりも価格を最重要視するそうです。)
またSTEADYは、自宅トレーニングに特化したメーカーであり、ユーザーの目線に立って商品開発に取り組んでいることに好感が持てました。
ミドルクラスの価格設定
前回は安価な懸垂マシンを購入して失敗したので、今回はケチらずに、そのぶん長く使って行こうと考えていました。
価格帯で言えば15,000円前後のミドルクラスの製品です。それ以上になると大手スポーツメーカーや業務用になるので、急に価格が跳ね上がります。
- ローエンド・・・10,000円以下
- ミドル・・・15,000円前後
- ハイエンド・・・数万円から100,000円以上するものまで
ハイエンドクラスの製品は間違いなく高品質ですが、業務用だと本体重量が100㎏近くなり、価格設定も100,000円以上になるので、自宅で使用するのは現実的ではありません。
実用性と価格のバランスを考えた結果、ミドルクラスの懸垂マシンであるSTEADY(ST115)にたどり着きました。
懸垂マシン売り上げNO.1
ミドルクラス(15,000円前後)の製品は、たくさん出回っていますが、STEADYのマルチ懸垂マシンは楽天市場など大手通販サイトで、堂々の売り上げ1位を獲得しています。
(しかも3年以上前から2023年10月現在まで継続中!)
ユーザーレビューを見ても、圧倒的なレビュー数と高い評価を得ているので、ユーザーの満足度の高さが見て取れますよね。
- 安いのに、組み立てやすくて頑丈です!毎日の懸垂が日課になりそうです!
- 使いやすく、筋トレの幅が広がって筋力UPがより進む予感がする!
- 子供の誕生日に購入。大きいですがしっかりしていて、大満足の様子でよかったです。
筋トレのプロが開発に携わっている
ユーザー満足度の高い製品に仕上がっている秘密は、設計段階からプロのトレーナーによる監修を入れて、トレーニングする人にとっては使いやすく!痒いところにも手が届く!そんな製品作りをしているからです。
私グッディーの場合も、コンテストのチャンピオンやプロのトレーナーさんが開発に携わっているという点にビビッ!と来て購入を決意しました。
最前線で活躍している人の生の声が反映されているから、よりよい製品に仕上がっているわけですね。
また地面に接地する部品を従来よりも接地面が広いものに変更したり、安全工学に基づいた支柱の配置をすることで、安定性強化を図るなど、徹底して使いやすさを追及していることが決め手となりましたね。
【強靭な土台】
独自のはしご型ハンドルバーと懸垂のバリエーション
意匠登録のされている(意匠権を得ている)独自のはしご型ハンドルバーによって、多彩なグリップでの懸垂を実現しています。
【独自のはしご型ハンドルバー】
基本となる順手や逆手だけでなく、通常の鉄棒ではできないパラレルグリップの懸垂が可能なため、目的に合ったグリップで鍛えることができます。
昔の懸垂マシンは、バーが一本付いてるだけだったので、バリエーションが限られていましたが、はしご型ハンドルバーであれば、あらゆるバリエーションで懸垂トレーニングすることができます。
【豊富なバリエーションで懸垂できる】
これ1台で自宅がジム!使い方を徹底解説
STEADYのマルチ懸垂マシンは懸垂だけでなく、たくさんのトレーニングができる設計になっています。
独自のはしご型ハンドルバーを始め、ディップスバーや腹筋用の肘パッド、さらにプッシュアップバーまで付属します。
今回はそれらを余すことなく使って、上半身全体を鍛え尽くすための、代表的な6つの使い方について解説します。
- 懸垂のバリエーション(順手、逆手、パラレル、ワイド)
- 斜め懸垂
- ディップス
- 腕立て伏せ
- レッグレイズ(足上げ腹筋)
- 補助懸垂
懸垂のバリエーション(順手、逆手、パラレル、ワイド)
独自のはしご型ハンドルバーによって、豊富なバリエーションで、懸垂トレーニングすることができます。
【①順手懸垂】
順手は最も基本となるグリップで、バランスよく鍛えることができます。
メインとなる筋肉は広背筋と上腕二頭筋で、特に逆三体型の元となる広背筋を強く刺激することができます。
【②逆手懸垂】
逆手は手のひらを自分側に向けてバーを握るやり方です。
逆手にすることで、より腕力の関与が強くなり上腕二頭筋を強く刺激することができます。
また懸垂初心者さんの場合、背筋を上手く使って懸垂することが難しいため、まずは腕力を発揮しやすい逆手懸垂に取り組むことで、スムーズに懸垂できるようになるでしょう。
【③パラレルグリップ懸垂】
パラレルグリップは、手首を捻らない一番自然な握り方になります。
関節への負担が少なく、順手と逆手の中間に位置するので、全体的な筋力を発揮しやすい特徴があります。
まさにいいとこどりのグリップと言えますね。
【④ワイドグリップ懸垂】
ワイドグリップは手幅を広くとる握り方で、より運動強度の高い懸垂を行うことができます。そのぶん肩や肘への負担が増えるため、初心者さんの場合は無理に行わないなど注意が必要です。
また、手幅を広くとったことで可動域が制限されるため、広背筋への刺激は大きくありません。その代わりに、大円筋という脇の後ろ側にあるボコボコした筋肉を鍛えることができるため、背中に凹凸が生まれて迫力のある背中を獲得できるでしょう。
斜め懸垂
斜め懸垂は地面に足をついて行う懸垂のバリエーションで、背中に厚みをもたらす僧帽筋を鍛えることができます。
地面に足をつくことで、体と地面が平行になり肩甲骨の開閉が行いやすくなるので、僧帽筋を集中して刺激することができます。
通常の懸垂と斜め懸垂を両方行うことで、背筋の隅々まで鍛えることができますね。
ディップス
ディップスは懸垂とは反対に、押すための筋肉を効果的に鍛えることができます。
ターゲットとなるのは、胸筋と上腕三頭筋で、やり込むことでぶ厚い胸板や引き締まった二の腕を作り出すことができます。
また体の角度を変えることで、胸筋重視か上腕三頭筋重視かどちらかを選択できるので、目的にあう方法でやってみてください。
【体を前傾させる】胸筋重視
【体を真っすぐにする】上腕三頭筋重視
腕立て伏せ
腕立て伏せは誰もが知ってるし、やったことのあるポピュラーな運動です。伝統的な種目なだけあって筋トレの効果も抜群です。
押す筋肉である胸筋や上腕三頭筋を始め、姿勢を維持するために、コアや下半身の筋肉まで動員されます。言ってしまえば全身運動というわけですね。
プッシュアップバーを使うことで、より可動域の広い腕立て伏せができるため、ぜひやってほしい種目の一つとなっています。
レッグレイズ(足上げ腹筋)
レッグレイズは運動強度の高い腹筋トレーニングで、ボディビルダーも積極的に行っている種目です。
上体起こしの腹筋よりも、高負荷な種目になるので板チョコのような腹筋を目指すために、うってつけの種目と言えるでしょう。
膝を伸ばして行うことが難しい場合は、膝を曲げた状態でやってみてください。負荷が少なくなるので、初心者さんでも簡単にできるようになります。
【膝を伸ばす】
【膝を曲げる】
補助懸垂(懸垂できなくても大丈夫!)
懸垂なんて難しくて絶対にできない!そう思っている方は、ぜひトレーニングチューブやゴムバンドを活用した、補助懸垂に取り組んでみてください。ゴムの力を借りることで、負荷を大幅に軽減し、どんな人でも懸垂トレーニングができるようになります。
そして徐々に補助をゆるめていき、最終的には自体重のみで懸垂できるようにしちゃいましょう!段階的に練習を進めていけば、懸垂は必ずできるようになるので安心してください。
まとめ:
マルチ懸垂マシン1台あれば、自宅であらゆる筋肉を鍛えることができる!
・逞しい背筋
・ぶ厚い胸筋
・大砲のような腕の筋肉
・板チョコみたいな腹筋
懸垂をやり込んで理想の体型を手に入れよう!
もし懸垂できるか心配でも、最初は補助懸垂から始めればOK。今回紹介した代表的な種目を行って、バランスよく鍛えよう。
私グッディーも、最後の追い込みで補助懸垂をやったり、片手懸垂の練習で補助チューブを使ったりしてます。
最近は補助懸垂専用の製品もあるから便利ですよね。
この記事のまとめ
自宅トレーニングが普及して、あらゆるトレーニング器具が進化しました。数年前に比べると、その種類や品質は格段に向上しています。
それは懸垂マシンも同じで、あまりにも種類が多いため迷ってしまいますが、環境や目的に合った製品を精査していけば、おのずと自分のライフスタイルに合ったベストな製品が見つかるはずです。
筋トレを継続するためには、気軽に楽しく取り組むことが一番のコツになるので、ぜひ今回の記事を通して、末永く付き合っていける懸垂マシンを見つけ出してみてくださいね。
私グッディーもSTEADYのマルチ懸垂マシン(ST115)を活用して、5年、10年、15年とまだまだ楽しく懸垂トレーニングを続けていくつもりです。
\使用している懸垂マシン”3年以上愛用”/