LEVEL9.『順手/スキャプラ・トップホールド』
8の順手・ストレート・トップホールドに続いて、今度は肩甲骨の制御を加えます。
これにより、広背筋と肩周りの筋肉の協調性が向上します。なぜ協調性が重要かというと、懸垂は単に力強く引っ張るだけでなく、複数の筋肉を適切なタイミングで使う必要があるからです。このエクササイズで、その感覚を養います。
やり方
- 8の順手/ストレート・トップホールドの姿勢から始めます。
- さらに意識的に胸を張り肩甲骨を引き下げます。背中は丸めないよう注意してください。
- この姿勢を維持します。
課題『連続で30秒間ぶら下がり続ける』
このエクササイズによって肩甲骨の制御能力が向上し、広背筋を意識して使えるようになるため、安定したフォームで体を引き上げられるようになります。
目標は15秒間。
これが最後のトップホールドになります。着実に課題をこなしましょう。