LEVEL6.『逆手/スキャプラ・トップホールド』
ここからは、さらに高度なテクニックの習得に入ります。
スキャプラホールドは、肩甲骨の制御力と安定性を極限まで高めるエクササイズです。
なぜこれが重要かというと、懸垂動作中の正しい肩の位置を維持することで、より効率的に引き上げる力を発揮できるようになるからです。
やり方
- 5の逆手ストレートホールドの姿勢から始めます。
- 次に意識的に胸を張って肩甲骨を引き下げます。背中は丸めないよう注意してください。
- この姿勢を維持します。
課題『連続で30秒間ぶら下がり続ける』
今回も非常に難しいエクササイズです。
最初は数秒も保持できないかもしれませんが、これができるようになると、懸垂時の背筋を使う感覚が分かるようになり、懸垂の質が劇的に向上します。
目標は15秒間。時間は短いですが、それだけ高度なエクササイズだということです。