LEVEL5.『逆手/ストレート・トップホールド』
ニータックから進化して、今度は足を伸ばした状態でのホールドです。
これにより、懸垂の最上部位置での全身の安定性が向上します。特にバランスコントロールの強化と体幹の制御力アップに効果があります。
なぜバランスコントロールが重要かというと、懸垂は単に腕の力だけでなく、体全体のバランスと協調が必要だからです。このエクササイズで、その感覚を養います。
やり方
- 4の逆手ニータックホールドと同じ開始位置をとります。
- 次に足を伸ばし、体全体をまっすぐに保ちます。まるで板のように体を固くするイメージです。
- この姿勢を維持します。
課題『連続で30秒間ぶら下がり続ける』
ニータックよりもはるかに難しく感じるはずです。体を伸ばすことでバランスを取る必要があるからです。
このトレーニングで懸垂に必要な、バランスコントロール能力を養いましょう。
目標は30秒間。最初は数秒でも良いので、徐々に時間を伸ばしていきましょう。