LEVEL4.『逆手/ニータック・トップホールド』
ここからは、懸垂の最上部位置でのトレーニングに入ります。
なぜ最上部位置が重要かというと、ここが懸垂の中で最も力が必要な場所だからです。
逆手ニータックトップホールドは、この最上部位置での静止力を向上させます。
特に上腕二頭筋と背中の筋肉を強化するので、「引き上げ」の力が大きく向上します。
やり方
- まず、台に乗るなどして、懸垂の最上部位置に体を持っていきます。
- 逆手(手のひらを自分に向けて)でバーを握り、顎がバーを越えるようにします。
- さらに膝を胸に引き寄せた状態で静止します。これにより、体全体の安定性が増し、より長く姿勢を保持できます。
課題『連続で30秒間ぶら下がり続ける』
最初はほとんど保持できず、下りてきてしまうかもしれませんが、懸垂の最も重要な部分のトレーニングなので、根気強く続けましょう。
目標は30秒間。この力がつくと、懸垂の「上がる」感覚がつかめてきます。