LEVEL2.『ニータック・ハンギング』
ハンギングに慣れてきたら、次はニータックハンギングです。これは単なるぶら下がりから一歩進んで、コアの強化と体の安定性向上を目指します。
なぜコアが重要かというと、懸垂は腕力や背筋力だけの運動に見えて、実は全身運動だからです。
安定したコアがあってこそ、効率的に力を伝えられるんです。このエクササイズで懸垂動作に必要な、上半身全体の筋肉をより活性化させましょう。
やり方
- 通常のハンギングの姿勢から始めます。
- 次に膝を胸に引き寄せ、90度以上曲げます。お腹に膝をくっつけるようなイメージです。
- この姿勢を維持しながらぶら下がります。最初は数秒でも大丈夫です。
課題『連続で30秒間ぶら下がり続ける』
このエクササイズは見た目以上に難しいですが、これができるようになると、懸垂のためのコアの筋肉が発達します。
目標は30秒間。ハンギングよりも短い時間設定になっていますが、それだけ負荷が高いということです。